昔からの夢だった、オリジナルグッズ制作を始めることにしました。
動物キャラグッズのこだわり
私が子どもの頃好きだったグッズキャラクターは、スヌーピーとかムーミンとか。あと、原作のくまのプーさん、ピーターラビット、星の王子さま、ブルーナのゾウやカメ、等々。
共通点は「無表情」。
基本、顔のパーツで口の描写が省略されてる、喜怒哀楽がわからないシンプルで素朴なイラストが好きで、そういう絵柄のグッズばかりを集めていた。
ただ、いつも不満だったのは、
無表情なパンダイラストのグッズがなかなか無いこと。
パンダの顔はたいてい口角の上がったぱきっとした満面の笑顔で描かれていて、私が求めている素朴な可愛らしさのものはなかなか見つからない。
そういえば昔流行った「たれパンダ」は好きだった。最近見かけないけど。
そもそも何で動物キャラを人間みたいな笑顔にするのか?不自然じゃん。と、思っていた。
しかし、数年前(上野動物園のシャンシャンが生まれた頃)に本物のパンダの写真や動画をよく見るようになって、私は衝撃を受けた。
旺盛な食欲でタケをもりもり食べる姿は圧巻。
そうです、本日7月3日は、ジャイアントパンダ「シンシン」の14回目の誕生日です!#ジャイアントパンダ #シンシン pic.twitter.com/1qm7AJJCvL— 上野動物園[公式] (@UenoZooGardens) July 3, 2019
・・・パンダって、笑顔になるんだ。
とくにこのシンシンは地顔がかなりの笑い顔なので、どアップ正面から見ると、かなりぱきっとしたスマイルフェイスに見える。
私はシンシンのおかげで、「動物をニカッと笑わせているイラストは不自然である」という偏見から解放された。だから最近はもう、にっこり笑った動物キャラクターに違和感を覚えることもなくなった。
それでもやっぱり、動物イラストは無表情のほうが好きだ。個人的に。
そして、あまりデフォルメ化されたものよりも、できるだけ本物の動物に近いフォルムや表情が再現されていたほうが可愛く感じる。
自分仕様のグッズを作る
そういう、自分の好みを全部反映させたパンダキャラクターを作ってみたいと、ずっと前から思っていた。
それは子供の頃からの夢だったけれど、昔はキャラグッズを自分で作ることなど容易ではなかった。でも今は、イラストデータさえ用意すれば、小ロットで簡単に自分のグッズを作ることができる。(いい時代になった。)
はじめは恐る恐る、最低ロットで制作業者に発注。出来上がってきた製品が思いのほかイメージ通りに仕上がってくることを知り、調子に乗ってさらに色々発注していき、気がつくとけっこうな数のグッズが集まってしまった。
小ロットとはいえ、自分だけでは使いきれない数ができてしまったので、ストックを販売サイトに出品してみることにしました。
パンダグッズの販売は、10/23(土)にオープン予定です。
👇こちらのサイトで、出品予定の各作品の紹介をしています!
私のように「無表情なパンダが好き」というマニアックな方がもしいれば、是非覗いてみてほしいです🐼🐼